サラリーマンが脱サラして起業する例は多くあります。
脱サラする社長は、そもそも営業は出来るので仕事を取ってくるのは上手な方が多いです。
ところが、そんな社長の弱点は管理業務です。
これは二代目、三代目社長にも見受けられます。
どういう事かというと、
社内ルールを作らない、作っても守らない。
社長が守らないので社員も守らなくなります。
なのに、社長は「どうして言ったことができないのだ?」
と、社員に食って掛かります。
社員は言いませんが、心では「おめぇも守ってないじゃん!」としらけています。
しかし、そういう社員もルールを守らないことに慣れていて、
好き放題にやれるのである意味、居心地は悪くないのです。
逆にゆるゆるになった組織を今からルール通りに立て直すことは、
誰もが望まなくて、悪いとは知りながら、そのままやり続けるのです。
こういう組織に計画目標を持ち込むのは大変です。
なぜかというと、
ヒトの管理、
モノの管理、
カネの管理
時間の管理、
情報の管理、
これらの5つの管理を一から見直さないといけないからです。
管理方法を決めてそれを継続的に実行する仕組み作りから始めないといけません。
私はその仕組みが機能しているか管理するお役です。
個人ヒアリング、会議を通して、これらを管理し企業を活性化させます。
中小企業では、このような状態の会社が、実は多いんですね。
でも、10年以上この仕事を続けてきて思うのは、
この5つの管理に外部の私が手を加えると、大抵 利益が増加します。
これは、目標の管理の徹底により売上の取りこぼしが減るのと、
無駄なコストが減る、
そしてモチベーションが上がる為だと考えます。
先日も 前期は大赤字に終わった介護会社の会議に出たところ、
今期は利益が出てきた、との報告を受けました。
私の場合、こういう報告がもっともモチベーションがあがりますね!