社員が思ったように動かない、資金繰りでいつも悩む、そんなご相談は大阪駅前のシーマ・ネットへ!

銀行員時代 30代はずっと融資先の管理、融資先の開拓をやっていました。
そして独立してからは、借入の相談を何百と受けてきました。

いろいろな会社の決算書を見てきましたが、最近では、過去の決算書を3期みるとその会社が本当に儲かっているのかどうか、すぐに分かります!

それも2分ほど決算書を見ながら社長とお話するだけで・・・

 

中小企業で会社の財務内容を本気で良くしようと思っている社長は極めて少ないです。

どういうことかと言えば、会社が儲かりだすと、社長は自分の給与、つまり役員報酬を引き上げます。
そして減価償却費はフルに計上します。
会社に利益をたくさん残すのが先、なんていう社長はまずいません。

どうしてか?
そりゃ、会社で税金を払いたくないからです。

最低でも月に100万円(年間1200万円)は役員報酬を取ります。

その分、当然会社の利益は減ることになります。

しかし、社長がたくさん役員報酬を取り、減価償却を100%実施している会社こそ儲かっている会社です。

くれぐれも税引後当期利益の数字だけを見て、儲かっていないと決めてしまわないように。

 

当期利益が少なくても上記のような会社は儲かっている会社です。

 

但し、儲かっていることと資金繰りが楽なこととは全く別の話です。

資金繰りは経営者が一番悩む問題なので、超簡単に説明しましょう!

 

例1) A社業績
売上   1000万円

仕入    450万円

経費    300万円

税金     75万円

利益    175万円
※取引は原則 現金取引。

 

例2) B社業績
売上   1000万円

仕入    450万円

経費    300万円

金利     20万円

税金     69万円

利益    161万円
※取引は原則 現金取引。

※毎年200万円の借入の元金返済がある。

 
A社は利益175万円が実際に残ります。

つまり、利益=実際の資金

 
B社は、と言うと、

 

利益は161万円出ていますが、銀行の返済が年間200万円あるので、▲39万円持ち出しです
これは、どういう風な処理になるかと言えば、

 
①B社の預金が39万円減少する、

 
②あるいは、B社の社長がB社に39万円貸付し、B社の預金を減らさないようにする。

 
③新たに、銀行から運転資金39万円を借り入れる

 

 

どうですか。

 
A社は、この調子だと毎年175万円ずつキャッシュが増えていきます

 
退職金の準備もできそうですね (^^)

 

 

B社は、利益が出ているのにお金が減っていきます

 
どちらも利益が出ているのにB社は借入の返済がある為に資金繰りが回らないので、預金で賄うか、借入を行なって辻褄を合わせることになります

 
しかし、B社はこの状態がずっと続くと、預金が無くなるか、借入が増えるとその為の返済額が増えてますます苦しくなります

 
返済の目途が無いのに借入を行なうのは問題の先送りであって、何の解決にもなりません。

 
この状態はどこかで修正しないと会社が持ちません

 

 

さて、それではどのように修正するか、改善案を考えて見ましょう。

 

 

売上をもっと上げる。

 
原価率を下げる。

今は1000万円に対して450万円の仕入れですので45%の原価率ですが、これを工夫して40%くらいに抑えることが出来れば、400万円の仕入れで済みます。

 
経費を下げる。

これも現在より50万円ほど経費を減らすことが出来ればその分利益が増えます。

 
銀行の返済をもう少し減らして貰う。

今、年間200万円の返済ですが、これを150万円にして貰うだけで、161万円-150万円=11万円の余剰となりキャッシュフローは回ります。

 

 
いくら会計上儲かっていても資金繰りが回らなければ、企業は継続できません。

 
実際の企業の資金繰りはもっと複雑ですが、慢性的に資金繰りが悪いという会社は一度、専門家に見て貰うと良いでしょう。

 
原因が分かれば、対策は打てますよ!