最近、私の事務所にやってくるお客様の傾向はと言うと・・・
決算書の見かけの内容が良い。
3期連続黒字
現預金が月商の2か月分くらいある。
減価償却もキチンとしている。
ところが決算書・試算表をよく見ていくと、借入は銀行主導。
つまり、借入金利は勿論、期間も銀行の言いなり。
なので、どういうことが起こっているかと言えば、

①やたら、銀行借入本数が多い
②力があるのに保証協会保証付き融資が圧倒的に多い。(毎月返済が大きい)
③所有不動産を銀行に担保提供しているが、それがどの借入と紐付きになっているかわからない。
定期預金株券担保になっているが、いつまでもそのまま。
資金繰表も自ら作ったことがないので銀行担当者審査用に作成している。
どのくらい利益を出せば楽に返済が出来るか知らない。
⑦保証協会の枠空きも含めて、あとどのくらい借りれるか把握できていない。
⑧銀行の進める保険商品投資信託加入している。
こういった状況で売上や利益が落ちてくると、何から手を付ければ良いかわからなくなるのは無理もありません。
私は、こういう状態で相談に来られたら、まず決算書・試算表・借入返済表を分析して放っておくといつどのような状況になるか(最悪シナリオ)を示すようにしています。
そして、同時に今から取ることのできる打ち手を考え、その実行のお手伝いを始めます。
大抵、1~2年あれば、資金繰りも含めて状況は改善できています。
銀行付き合いを知らないと損することがあっても絶対得はしません