取引先での会議が終わってある営業の方から、

 

「どうして、売上目標は達成しないといけないんでしょうか?

一定の利益が出たらいいんじゃないでしょうか?」

 

という質問を受けたことがあります。

 

確かに利益が出るというのは会社存続のためには大切なことです。

 

しかし、会社には社員がいます。

 

社員の賃上げという問題を考えると、一定の利益だけでは将来的には物足りません。

 

例えば、社員の給料を年間1%上げる会社であれば、その分のコストは毎年増えていくわけです。

10年経てば、給料全体も10%上昇することになります。

 

これを吸収していくには、今、一定の利益が出ていてもやはり売上を増やす必要があります。

 

利益率の高い商品の投入で仮に十分な利益が確保できる場合でも、売上を伸ばさなければ、いつか同様のことが起こってきます。

 

中小企業に勤めていて、まったく給料が上がらない、という方のお話を伺ったことがありますが、その方ご自身も給料が上がることは諦めていらっしゃいました。

働くところがなくて会社が潰れることを思えば、まだましだとも話されていました。

 

そんなお話を聞くと、経営者の社会的使命は大きいものがあると実感します。

 

これからの時代、何をやるにしても売上を拡大するのは並大抵ではありません。

 

しかし、経営者一人では思いつかないことでも社員一人一人の意見やアイデアも取り入れ創意工夫すれば道は開けてゆくものです。

 

経営はチームでやっていく。

 

特に中小企業は是非これを実践してみてください。

 

思わぬ効果が出ることがありますよ!